混泳について
海水魚は縄張り意識が強い種類が多く存在します。特に水槽という閉鎖された狭い空間に入れればケンカが起きないと言うことはまずないでしょう。
それでも混泳をしなければ好きな魚が飼育できないという場合は、十分に隠れる場所を確保できるような環境を整えて下さい。そうすれば多分混泳は可能でしょう。
ただし、それでもケースバイケースです。十分やり尽くしたと思っていても失敗してしまうことがあります。雑誌:コーラルフィッシュVol.04では具体的な混泳方法が述べられています。参考にしてみては如何でしょうか?
当店では魚を販売していますので傷ができる(販売ができなくなる)ようなケンカをしそうだと思われる魚どうしを一緒に入れて管理したことはありません。
つまり、混泳させている経験が極端に少ないため十分に納得していただけるお応えができません。
特定の種類の混泳につきましてのご相談は、申し訳ございませんがご理解の程ご容赦下さい。
人工飼料の餌付けについて
当店では長期のトリートメントが必要とされる生体を除き原則として採取後状態を観てすぐに出荷のご案内をお送りいたします。
※種類や個体によっては匂い等の嗜好性で直ぐに食べるモノもいます。
特にご質問の多い種類につきましては、当店での餌付け方法を公開いたしますので参考にしていただければ幸いです。以下にリストアップしています。
尚、ここに明記した事はあくまで当店での経験を基にしたものです。異論・反論等あるかとは思いますがその点につきましてはご容赦下さい。
また、ここで明記している飼育法は、あくまでも飼育者ご本人の責任で行って下さい。失敗した場合でも補償はできません。ご理解の程ご容赦下さい。
“餌付け”という作業もまた一つの楽しみ(趣味)です。まだ餌付いていなくても健康な個体を手に入れたなら、ご自身の手で餌付けさせてみては如何でしょうか?自分が食べさせたいと思った餌を口にした時の達成感はとても素晴らしいモノです。是非お楽しみ下さい。
※当店で使用している餌は、海坊主特選飼料各サイズ・クリル・栄養強化ブラインシュリンプです。
スミレヤッコ ベビー〜幼魚サイズ
スミレヤッコは、隔離ケースで餌付けを行います。ケースの大きさは魚体の大きさによりますがなるべく小さいモノがよいでしょう。産卵箱などを流用しても良いかと思います。設置場所は、容易に観察でき且つ魚が落ち着けるところに設置して下さい。※メタルハライド等の強い光の当たる場所は避けて下さい。
最初は、活きたブラインシュリンプ(出来れば栄養強化して)と海坊主特選飼料Sサイズを併用して与えます。1日朝夕2回が目安です。※必ず1日2回以上与えます。また、乾燥飼料は食べていなくても諦めてはいけません。ひたすら与えます。
その際のメンテナンスは、餌を与える前に必ず残りエサを掃除してから新しい餌を与えます。管理時間が十分にある方は、摂餌から3時間位経過した後に残っている餌を掃除して下さい。
乾燥飼料をついばみ始めたらブラインシュリンプは、1日1回にして良いです。乾燥飼料は1日朝夕2回です。その後、底に落ちている乾燥飼料も食べるようになればブラインシュリンプの摂餌は止めて大丈夫です。
隔離ケースから放流するタイミングは水面に餌を落とした時、直ぐに寄ってくるようになっていれば大丈夫です。本水槽に放流しましょう。
ニシキヤッコ
始めにニシキヤッコは、その個体の大きさによって餌付けの難易度が変わってきます。簡単に餌付く順から申し上げますと1.約4〜5cm位の個体、2.約3cm前後の個体、3.約2.5cm以下の個体、4.約10cm以上の個体、の順になります。
1.約4〜5cm位の個体は、今まで殆ど餌付けに失敗した例はありません。普通の餌付け作業で十分に餌付きます。※収容する容器は、スミレヤッコ編でお話しした隔離ケースではなく隔離水槽を使用して下さい。4〜6リットル位の容器がベストです。
2. 約3cm前後の個体は、栄養強化したブラインシュリンプと乾燥飼料を与えます。乾燥飼料は1日2回、栄養強化ブラインは1日1回の割合です。この要領で根気よく与えているといつの間にか餌付いています。また、収容する容器は産卵箱などを利用した隔離ケースではうまくいきません。小さな水槽、又は調子の良い水槽に放流します。
3.約2.5cm以下の個体は、餌付け方法としては2.のケースと同じ方法で行います。但し、注意深く観察してうまくいきそうかどうか直ぐに判断し対応できる態勢をしています。うまくいきそうにないと判断した場合には、さらに落ち着くだろうと思う水槽に移動したり、餌の回数なども変えてみたりと工夫をしてます。水槽の周りをバックスクリーン等で覆ってしまうのもよいかも知れません。※但し、観察用ののぞき窓が必要です。
4.約10cm以上の個体は、正直に申し上げまして人気がないのか在庫をしていても殆ど売れることがありません。売れない魚を何時までもストックすることはできませんので、現在ではご注文を承ってから採取しています。その為、乾燥飼料に餌付かせる事の正否については判りません。しかし、当店では今までに何個体か餌付かせて販売しています。ただ、この位の大きさの個体について、餌付けの見極めはやはり難しいと思います。
また、全体的に観てニシキヤッコの乾燥飼料の餌付け成功率についてはその個体の性格的な部分が大きく左右するように思われます。水槽に放流後岩の陰などに隠れたままなかなか出てこない個体や落ち着かずガラス面の近くをせわしなく泳ぐ個体の場合は、根気よくやらないとうまくいきません。逆に直ぐに周りの環境になれてしまう性格の個体は比較的早く餌付く事が多いです。但し、飼育者の技術面から申し上げますと如何に早く収容した水槽で落ち着かせる事ができるかが餌付けさせるポイントになるのではないかと思います。尚、ストック中のニシキヤッコの性格についてのお問い合わせはご容赦下さい。
!最後にある専門誌では太平洋型ニシキヤッコは餌付け・飼育は難しい等色々云われてはおります。当店で扱っている(採取できる)ニシキヤッコは太平洋型にあたります。状態が良ければ問題がないのにこのままでは風評被害に遭いかねません。その為当店での餌付け方法を上記に記載いたしました。ご参考頂けましたら幸いです。
また、他の魚種ではもっと難しい魚もいると思います。(例えば、チョウチョウウオ等)
この辺りは、ただ難しいからヤメルと言うのではなく、やはり趣味としてムズカシイ魚にも挑戦してみるという風に考えてみては如何でしょうか?
※上記記事は、以前最新情報ではないブログを作っていた頃の内容を掲載いたしました。
大型ヤッコ類
大きいサイズ(20cm前後以上)の個体は長期のトリートメントが必要となるため、大抵の場合は乾燥飼料(海坊主特選飼料M・Lサイズ)に餌付いてしまいます。販売リストのページにて"トリートメント中"の表示がされている場合はお問い合わせ下さい。現時点での状況をご報告いたします。※掲載直後の場合は、採取して殆ど間もないですので餌付いていません。
